下記の通り、令和3年度関西支部総会を開催致しますので、多数ご参加いただけますようよろしくお願い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の感染状況に鑑み、今年度はZoomによるオンライン開催といたします。支部会員の方には5月下旬頃に郵送で案内状を送付させていただいております。
ご出席・ご欠席に関わらず、同封の返信用はがきにてご予定をお知らせ下さい。欠席委任の場合は、委任状への署名・捺印をお願いいたします。総会は、規定に基づく充足数の出席を必要としますので、ご協力のほどよろしくお願い致します。
また、合わせてオンライン講演会を開催いたしますので、こちらへのご参加も合わせてお願い致します。
1.日時:
2021年6月22日(火)13:30〜
2.開催形式:
Zoomによるオンライン開催
3.講演会参加費:
無料
支部会員の皆様には支部運営費の請求書を郵送いたしますので、お支払いをお願いいたします。
4.申込方法:
支部会員の方は、5月下旬送付の案内状に同封の返信用はがきにてお申し込み下さい。
支部会員以外の方で講演会への参加を希望される方は、下記メールアドレスへお問い合わせ下さい。
5.総会(13:30〜14:10):
議案(予定)
・令和2年度事業報告に関する件
・令和2年度収支会計報告に関する件
・令和3年度事業計画に関する件
・令和3年度収支予算に関する件
6.講演会(14:30〜16:00)
中野 亮 氏
(東レエンジニアリングDソリューションズ株式会社)
「成果を生むCAE開発の取組みと将来展望」
樹脂成形CAEは40年以上の歴史を有し、商用ソフトウェアの活用も広く普及している。我々は’80年台はじめからCAE技術とソフトウェアの開発に取り組み、その間、樹脂成形の市場やコンピュータ環境も大きく変化してきた。しかしいまだ成形不良は無くなっておらず、CAEは発展途上にあると感じている。本講演ではCAEを成果につなげるための取り組みを振り返り、さらに最新技術もとりいれて今後のCAEがどのような方向へ進むのか、我々の考える未来を展望したい。
徳満 勝久 氏
(滋賀県立大学)
「マテリアルリサイクルの温故知新ー PE/PPブレンド技術 -」
我々は、10年以上前に廃プラ原料を用いたリサイクル技術の検討を行い、その実用化に目途をつけたものの、当時は「廃プラは燃やせば良い」という考えが主流であり、衆目を集めることは無かった。しかしながら、最近になって「マテリアルリサイクルの必要性」が叫ばれるようになり、再びこのロートルな技術が注目されるようになってきた。本講演では、その古びた技術をもう一度引っ張り出して、“温故知新”的に今後の成形加工・リサイクル技術に少しでも役立てて頂けることを願って講演する。
連絡先:
プラスチック成形加工学会関西支部事務局
滋賀県立大学工学部材料科学科 竹下宏樹
tel: 0749-28-8356
e-mail: event2021@jspp-kansai.jp